[寝屋川市の葬儀]
2022年07月22日
自宅で最後を迎える
いまは8割くらいの方が病院でお亡くなりになると言われておりますが、ご自宅で最期を迎えたいと考えておられる方も一定数いらっしゃるそうです。ご病気を患い、病院ではなくご自宅で療養を希望され、訪問看護や介護のサービスを受けられながらご自宅でお住まいの方は、問題なくご自宅での看取りとなります。しかし、病院で治療をされながらご自宅への帰宅もかなわずに亡くなられる方が多いということでしょう。確かに私の父親も、入院後は日ごろから「家へ帰りたい」とよく言っておりましたが、病院での最後となってしまいました。ただ、その父を希望通りに自宅へ帰してしまっては、同居人の母の負担が大きく、そもそも介護できる状態ではないため、実質的には無理だったと言わざるを得ません。当方では故人様のお気持ちを察しながら、慣れ親しんだご自宅の前で寝台車を停止させて頂いたり、可能なことはお手伝いをさせて頂いております。今後、ご自宅で最後を迎えられるような自宅療養への取り組みが、大切になってくるかもしれませんね。