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[お葬式のマメ知識]

2022年12月04日

人身事故の葬儀と対応方法

先日、電車で移動をする必要の有る用事で、大阪市内の方に向かった時のお話です。渋滞も無く、ほぼ時間通りに予定が組める電車は、やはり楽で良いなあ、などと帰宅途中の車内で、人身事故発生のアナウンスが・・夕方より、予定が有ったため、「これはマズイ!」と思い、すぐに電車を降りてタクシー乗り場に向かったのですが、すでに長蛇の列が。幸い30分ほどでタクシーも捕まえる事が出来て、事なきを得たのですが、普段あまり電車移動のない私が思ったのは、便利な反面、電車は路線を走りますので事故が起きると、全停止します。何事にも一長一短は有る物だとつくづく感じました。こんな私の戯言はどうでも良いとして、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。タイトルの人身事故の内容に触れて参ります。人身事故とは先に触れた電車での事故。乗用車の事故、自転車対歩行者など、不慮の事故と呼ばれる突発的な出来事です。その事故で被害者が亡くなるような結果になれば、その方のご家族のショックは大きいでしょう。私は葬儀の仕事をしてかなり経ちますので、このような事故の被害者家族の方たちの葬儀のお手伝いを何度もさせて頂いています。悲しい事故で尊い命が奪われるような出来事が無くなる世の中に・・と思いますが、都会では実際には毎日のように事故で亡くなる方がおられます。万一、自分たちの身に起きた突然の訃報に冷静沈着に対処出来る方は居ないと思いますが、私たちのお手伝いで少しでも抜苦して頂ける事を、このような葬儀の依頼時には心がけております。実際に交通事故、電車での事故で亡くなられた方の葬儀はどのように進めていけばいいのか?警察署へのご遺体のお迎えから始まる私たちと、ご遺族様との出会いですが、辛い中ですが、葬儀の打ち合わせはしなければいけませんので、打ち合わせには中心者の他、親族様の冷静にお話を聞いていただける方が同席して頂いた方が良いでしょう。生々しい表現になりますが、ご遺体の損傷が激しい場合は、先に火葬を行い、お骨になられてから骨葬という葬儀の行い方をする事が有ります。故人様の尊厳を保つ良い方法だと提案させて頂く事が有ります。お顔が柩の窓から見て頂ける状態ならば、問題は有りません。式場にお柩を安置し、皆様で送ってあげる事が可能です。事故死の場合は警察での検視、場合によっては司法解剖となるような場合も有ります。その後は葬儀社の依頼をすることになりますが、ご家族の心情を組んでくれ、最大限の努力をしてくれる葬儀社選びとなります。事前相談も無しに葬儀業者選びに苦慮する事になります。心を落ち着かせて、対応を見極める事をお勧めします。

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