[お葬式のマメ知識]
2024年04月13日
納棺時の服装について
納棺(故人を棺にお納めする)時の服装を気にされる遺族の方が
おられます。
もっとも最近では納棺に立ち会われない遺族様も一定数いらっしゃいますので、
全ての遺族様には該当しませんが、納棺の儀式の中でも、プロの納棺士さんに
湯かん(故人を清めるお風呂のようなもの)納棺をして頂く時は、遺族様が故人様を
綺麗にして旅立たせてあげたいという強い気持ちが有るので、立ち合われる方が多いです。
その場合の服装は答えを言ってしまえば、普段着でOKです。
勿論、厳粛な場ですのであまりに露出の多い服装は他の親戚のひんしゅくを買う事も
有るので、常識的な派手で無い普段着を選んだ方が良いでしょうね。
喪服を着るのは通夜、葬儀の時で結構です。家族葬の多くなった
最近のお葬式では男性も女性も洋服が殆どですので、女性の着付けなども
必要が無くなって来ていると感じます。
しかし、故人を送る場で着る物ですから、普段から使用する事の無い礼服や靴に
痛みや汚れは無いか点検することはしておきたいものです。