生前、自分の葬儀は「ひっそりと静かに行って欲しい」「お金をかけないように」と話していた母。
父が他界した際、昔の会社関係の方やお付き合いのある人にもお知らせしたことから参列者が多くなり、葬儀での心労はかなりのものでした。
父の葬儀後に母は体調を崩し、2週間くらい不調が続いたのを覚えています。私も葬儀で初めてお会いした方が多く、名前も覚えられず、どのような関係か伺えない方もいたので失礼はなかったか葬儀後に懸念しました。
葬儀で参列者の方へどのように接するべきなのか全く分からなかったのです。そのことから母は身内だけでささやかに送るように言ったのだと思います。また、父の時にお願いした葬儀社ではなく、自分で寝屋川市内の葬儀社を探していました。
小さな葬儀に特化した葬儀社さんで、葬儀費用も他社より抑えた料金です。
喪主の私が選んだのは身内だけの家族葬で、通常の葬儀同様、通夜と告別式を行いました。一日葬の選択肢もありましたが、母と過ごせる最後の時間ですから1日の重みは大きいです。
葬儀社さんが華やかな祭壇を作って下さり、費用を抑えた式ながらも心に残る葬儀となりました。ありがとうございました。