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2022年09月22日 [今日の出来事]
ご自身の葬儀に関する事前相談
先日は、80代の男性の方が、ご自身の葬儀について、娘様に付き添われて相談にいらっしゃいました。ご自身のもしもの時に、葬儀の内容にこだわりたく、大手の葬儀業者では聞いてくれないのではないか、ということで当店へ事前相談を承りました。まだまだお元気でいらっしゃって、大変に頼もしいお方でしたが、まずは、ご自宅でのご安置を希望されておられました。趣味をお持ちで、ご自身の部屋には作品が数千点あり、お花の祭壇はいらないから作品で飾り付けをして欲しい、というものでした。長めの掛け軸にした作品も二つお持ちで、葬儀の飾りに使いつつそのあとはお棺に入れたい、とも言われておりました。ご自身を撮影したお写真もお持ちで、それを遺影に使ってほしいというご要望もありました。その他にも、お寺様をどうするか、戒名は必要かどうか、今お持ちのお仏壇の処理方法やご親族の位牌の焚き上げ、ご自宅での葬儀の場合の入場できる人数、参列者の人数、ガレージにテント設営、等々。ご希望はたくさんおありでしたが、当社の代表が一つ一つ丁寧にお聞きし、実現可能な方法を分かりやすく説明しておりました。結果、ご要望はほぼ実現可能ですよ、とお伝えでき、ご本人もご安心の様子でした。概算ではありますがその場でお見積もりを提示し、ご納得頂いて、お帰りになられました。ご自身の葬儀に関するご相談は最近では多く、先日はお電話で、直葬に関するお問い合わせをご婦人からお受けいたしました。いままで主人や親族はしっかりとした葬儀を行ってきたけれども、私は遠方の息子たちが来てくれるだけで良く、葬儀式を行わない直葬(火葬式)ではおかしいでしょうか?一般的に良く行われているのでしょうか?と、直葬にしたいけれども不安をお持ちの様子でした。最近は直葬(火葬式)は多いですよ、お恥ずかしいことではありませんよ、とお伝えし、当社の2つのプランをご説明しました。1つ目のプランは、火葬のみのシンプルなものですが、ご子息様がいらっしゃるので、2つ目の「付き添える直葬」プランをご提案いたしました。当社の会館にて、火葬場へお連れする前にお別れの時間を作らせていただくプランです。概算で金額もお伝えし、ご安心頂けたかと思います。生前のご自身のお気持ちが一番大切かと思います。ご不明な点や不安なことを、相談することで解消できるなら、とても良い事ではないでしょうか?当店では事前相談を随時受け付けておりますので、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。