各宗派・宗教の葬儀
全国で執り行われる葬儀の約80%が仏教で行われていると言われており、残りの20%が、神式、キリスト教、無宗教で行われています。
近年においては、費用が抑えられる直葬式の増加に伴い、無宗教での葬儀が増加傾向にあります。
当社におきましては、2,000件以上の実績がございますゆえ、基本的にはすべての宗教に対応が可能ですので、ご安心くださいませ。
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仏教における八宗について
天台宗
天台宗は顕教と密教の併修が特徴で、この特徴は葬儀にも反映されます。
「法華経」及び「阿弥陀経」の読経、それに加えて光明真言法による「土砂加持」、天台宗では主に3種類の儀式が営まれます。
「法華経」及び「阿弥陀経」の読経、それに加えて光明真言法による「土砂加持」、天台宗では主に3種類の儀式が営まれます。
開祖 | 伝教大師最澄 |
本尊 | 菩提寺の本尊または阿弥陀如来 |
お題目 | 南無阿弥陀仏 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 特に決まっていない(1〜3回) |
お線香 | 3本 |
仏壇 | 中央に座像の阿弥陀如来、右側に天台大師智、左側に伝教大師最澄の御影像 |
位牌 | 戒名の上に「ア」という梵字を入れますが、いれない方も多いようです。 また、「キリーク」という梵字をいれるケースもあるようです。 梵字の「ア」は大日如来を表し、「キリーク」は阿弥陀如来を表す梵字ですので天台宗は特定の本尊を定めない宗派のためどちらをいれることもあるようです。 |
真言宗
真言宗の葬儀は、故人を大日如来の支配する「密厳浄土(みつごんじょうど)」に送り届ける為の儀式とされています。
密厳浄土とは、太陽である大日如来を中心とし、その周りに何重にも重なって、仏の居る層や私達人間の居る層などが存在する、とされています。
密厳浄土とは、太陽である大日如来を中心とし、その周りに何重にも重なって、仏の居る層や私達人間の居る層などが存在する、とされています。
開祖 | 弘法大師空海 |
本尊 | 大日如来 |
お題目 | 南無大師遍照金剛 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 額の高さまで手を持ち上げて3回 |
お線香 | 1本 |
仏壇 | 中央に大日如来、右側に弘法大師、左側に不動明王の御影像遺 |
位牌 | 戒名の上に梵字でアの字、子供の場合はカの字を書きます。 |
浄土宗
浄土宗の葬儀では、故人に代わって参列者も「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と念仏を 十回〜一定時間唱え、故人が阿彌陀佛の救いを得る助けをするという意味合いがあります。
開祖 | 法然 |
本尊 | 阿弥陀仏 |
お題目 | 南無阿弥陀仏 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 額の高さまで手を持ち上げて1〜3回 |
お線香 | 1本 |
仏壇 | 中央に阿弥陀如来、右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩。また、脇掛は右に善導大師、左に和順大師(法然) |
位牌 | ○○院◇誉△△□□居士(大姉)、○○院◇空△△□□居士(大姉) |
浄土真宗本願寺派
浄土真宗の葬儀は、ご遺族や参列者の皆様が共に、阿弥陀佛の救いの力を讃え尊び、故人が極楽浄土へ赴く事を喜び感謝する、という趣旨で行われます。
全ての人々はこの世での生を終えたら皆、すぐさま極楽浄土で仏となるため、必ず故人とも再会出来る時が来る、としていますので、本来、葬儀の事を「告別式(お別れを告げる儀式)」とは呼びません。
全ての人々はこの世での生を終えたら皆、すぐさま極楽浄土で仏となるため、必ず故人とも再会出来る時が来る、としていますので、本来、葬儀の事を「告別式(お別れを告げる儀式)」とは呼びません。
開祖 | 親鸞 |
本尊 | 阿弥陀仏 |
お題目 | 南無阿弥陀仏 |
お清め塩 | 不要 |
お焼香 | 1回、持ち上げない |
お線香 | 本数気にせず横にする |
仏壇 | 中央に阿弥陀如来。脇掛は右に十字名号「帰命尽十方無碍光如来」または親鸞聖人の絵像、左に九字名号「南無不可思議光如来」または蓮如上人絵像 |
位牌 | 法名 [男]○○院釈□□、[女]○○院釈尼□□ |
真宗大谷派
浄土真宗の葬儀は、ご遺族や参列者の皆様が共に、阿弥陀佛の救いの力を讃え尊び、故人が極楽浄土へ赴く事を喜び感謝する、という趣旨で行われます。
全ての人々はこの世での生を終えたら皆、すぐさま極楽浄土で仏となるため、必ず故人とも再会出来る時が来る、としていますので、本来、葬儀の事を「告別式(お別れを告げる儀式)」とは呼びません。
全ての人々はこの世での生を終えたら皆、すぐさま極楽浄土で仏となるため、必ず故人とも再会出来る時が来る、としていますので、本来、葬儀の事を「告別式(お別れを告げる儀式)」とは呼びません。
開祖 | 親鸞 |
本尊 | 阿弥陀仏 |
お題目 | 南無阿弥陀仏 |
お清め塩 | 不要 |
お焼香 | 2回、持ち上げない |
お線香 | 本数気にせず横にする |
仏壇 | 中央に阿弥陀如来。脇掛は右に十字名号「帰命尽十方無碍光如来」または親鸞聖人の絵像、左に九字名号「南無不可思議光如来」または蓮如上人絵像 |
位牌 | 法名 [男]○○院釈□□、[女]○○院釈尼□□ |
日蓮宗
日蓮宗では死後は「法華経の信心が厚ければ、必ず霊山浄土で釈迦牟尼仏にお会いし、成仏することができる」とされています。
葬儀では、故人がいかに信心深かったかを讃え、遺族親族はこの先も信心に励むことを誓い、故人が霊山浄土に辿り着くための手助けをする儀式とされています。
葬儀では、故人がいかに信心深かったかを讃え、遺族親族はこの先も信心に励むことを誓い、故人が霊山浄土に辿り着くための手助けをする儀式とされています。
開祖 | 日蓮 |
本尊 | 曼荼羅 |
お題目 | 南無妙法蓮華経 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 額の高さまで手を持ち上げて1または3回 |
お線香 | 1本または3本 |
仏壇 | 本尊は大曼荼羅(または三宝尊)、その前に日蓮上人像 |
位牌 | [男]○○院法△日□信士、[女]○○院妙△日□信女 |
臨済宗
臨済宗の葬儀は、故人を仏の弟子とするための戒名を授ける儀式と、仏の世界へ行くための引導の儀式を行います。
開祖 | 栄西 |
本尊 | 釈迦如来 |
お題目 | 南無釈迦牟尼仏 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 持ち上げずに1回 |
お線香 | 1本 |
仏壇 | 釈迦如来を本尊に飾ります。 飾る位置は、仏壇中央の一番高い位置に配置するのが決まりです。 本尊の両脇には、左側に花園法皇を飾り、右側に無相大師を飾ることが多いです。 |
位牌 | 位号に禅定門、禅定尼、大禅定門、大禅定尼がつくことが多い |
曹洞宗
曹洞宗は、葬儀を行うことで仏弟子(お釈迦様の弟子になる)という考え方になります。そのために必要となる、仏門に入った者に授ける名[戒名(かいみょう)]や仏が制定した規定である[戒法(かいほう)]を授かるための行いを授戒(じゅかい)といいます。
開祖 | 道元 |
本尊 | 釈迦如来 |
お題目 | 南無釈迦牟尼仏 |
お清め塩 | 可 |
お焼香 | 2回(1回目額まで、2回目は上げない) |
お線香 | 1本 |
仏壇 | 中央に釈迦牟尼仏、右に道元禅師、左に螢山禅師の絵像 |
位牌 | 熟字でまとめられていることが多い。 |
宗教の分類について
神道
■神社神道・神社本庁(大日本神衹会、皇典講究所、神宮奉斎会)・神社本教 等
■教派神道・山岳信仰系・純教祖系(黒住教・金光教・大本)・禊系・儒教系・復古神道系
仏教 ■天台宗
■真言宗
■浄土宗
■浄土真宗(浄土真宗本願寺派(西本願寺)・真宗大谷派(東本願寺)・真宗高田派・真宗興正派・真宗佛光寺派・真宗木辺派・真宗出雲路派・真宗誠照寺派・真宗讃門徒派・真宗山元派)
■日蓮宗(日蓮宗・日蓮正宗)
■禅宗(臨済宗・黄檗宗・曹洞宗)
■新教派(霊友会・立正佼成会・創価学会)
キリスト教 ■カトリック・プロテスタント
諸教 ■天理教・円応教・生長の家・パーフェクトリバティ教団(神道、仏教、キリスト教いずれにも属さない)
■教派神道・山岳信仰系・純教祖系(黒住教・金光教・大本)・禊系・儒教系・復古神道系
仏教 ■天台宗
■真言宗
■浄土宗
■浄土真宗(浄土真宗本願寺派(西本願寺)・真宗大谷派(東本願寺)・真宗高田派・真宗興正派・真宗佛光寺派・真宗木辺派・真宗出雲路派・真宗誠照寺派・真宗讃門徒派・真宗山元派)
■日蓮宗(日蓮宗・日蓮正宗)
■禅宗(臨済宗・黄檗宗・曹洞宗)
■新教派(霊友会・立正佼成会・創価学会)
キリスト教 ■カトリック・プロテスタント
諸教 ■天理教・円応教・生長の家・パーフェクトリバティ教団(神道、仏教、キリスト教いずれにも属さない)