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2022年08月13日 [お葬式のマメ知識]
後飾りのお引き取り
私たちの葬儀プランはいくつかありまして、その中には「後飾りセット」が含まれているものが多くございます。後飾りセットとは、故人様の遺影写真とお骨壺を、四十九日までご自宅にてご供養、お飾りしておくための棚と具足をセットしたものになります。棚と言いますのは、工具なしで簡単に組み立てられる2段式の木目調のもので、ご葬儀で使用した遺影写真を棚に飾れるスタンドがついており、故人様のお骨壺と具足を一緒に置いてお供えするためのものです。具足と申しますのは、お線香を立てる香炉、お花を立てる花立て、ろうそく立てがあり、その他には使用する前のお線香を立てておくためのもの、お塩、ごはん、お水をお供えるるための器、おりんなどがあります。りん以外の具足類は当社では陶器製のものを使用しております。これらの棚と具足類は、基本的には故人様のお骨壺をお墓に納骨した後には不要になります。前述したとおり、素材は木材(木目調のもの)、金具類は金属、そして陶器と処分には困ってしまうようなものですので、当社では不必要となった際にはお引き取りに伺うこともいたしております。ただし、当社にて施工させていただいた方に限定させて頂きます。最近では、3件ほど連絡を頂きましてお引き取りに伺いました。2件の方は、葬儀前のお打ち合わせを式場でさせて頂いた方でしたので、ご自宅に伺うのは初めてでしたが、ナビをセットして無事に到着し引き取りさせて頂きました。そのうち1件は、棚の組み立てと設置も、私がさせていただいた方でした。組み立ては非常に簡単ですが、設置もご相談いただきましたら対応いたします。また、具足類もたくさんの種類があり、一般の方は飾り方はわからないと思いますので、飾り方が分かる大き目のお写真も添付しておりますので、安心してお使いいただけることと思います。私も他の業界からこちらの業界に入りましたので、最初は知らないことだらけで戸惑うことばかりでしたが、葬儀の伝統は日本の歴史にも通ずるようで、大切にしなくてはならない部分もあるのではないかと痛感しております。分からないことはいろいろとご相談くださいませ。スタッフ